お口の体操

口を開けたり閉じたり、舌を出したり引いたり、頬を膨らませたりすぼめたりして、口の周りの筋肉を動かします。それによって唾液の分泌を促され、咀嚼、嚥下、発声などの機能の衰えを防ぐことができます。また、脳への適度な刺激となって表情も豊かになります。

唾液腺マッサージ

唾液には、消化酵素が消化を助けたり、抗菌物質が口の中の細菌の増殖を抑え、粘膜を保護したり若返らせるなど、多くの重要な役割があります。
しかし、加齢によって唾液の分泌量が低下すると口腔内が乾燥してしまい、唾液の重要な役割を十分に果たすことができなくなってしまいます。
そうなると、咀嚼、嚥下、発声などが円滑にできなくなったり、入れ歯を入れるときに痛みがあるなどの支障が出てきます。
唾液の発生源であり、口の内外に多く分布している唾液腺を、口の中と外側それぞれから刺激することで、唾液の出をよくることが大切です。